−新たなデザイン分野の研究と教育に向けて」
松岡由幸氏 [慶應義塾大学 教授（工学博士）]
（要旨）インダストリアルデザインとエンジニアリングデザインの両デザインに関して、それらの系譜や特徴比較を解説する。また、両デザインを統合した「階層デザインモデル」を紹介するとともに、このモデルを用いて、デザイン過程の推移、今後の研究と教育上の課題についても考察する。
農沢隆秀氏 [マツダ（株）車両実験研究部 部長]
（要旨）自動車の空気力学（空力）研究は、デザインと空力の両側面の解決点を同時に見出さなければならない独特の制約がある。時代をリードする車のデザインに対してどのように両立するか、流れを捉えた空力技術を紹介する。
山口大２グループ，熊本大１グループ
平山裕一氏 [（株）ジーエータップ 東京事務所 所長、
（有）プロキューブ 代表取締役、九州大学芸術工学院 非常勤講師]
（要旨）1. 家電メーカーにおける商品開発とプロダクトデザイン
2. 大学におけるプロダクトデザイン教育の実際
3. 創成デザイン工学実習における事例
4. ものづくり教育におけるデザイン教育への期待
パネリスト 慶応大 松岡氏、マツダ（株）農沢氏、
（株）ジーエータップ 平山氏、
熊本大 飯田先生、山口大 南先生
司会 熊本大 大渕先生