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センター概要

山口大学工学部附属ものづくり創成センターは,工学部におけるものづくり創成教育の拠点として2003年4月に設置され,2006年4月に機械工作工房が付設されました。本センターは創成教育部門と技術支援部門を設置しており,創成デザイン工学教育実施のための実習室および工作機械などのプラットホーム提供,創成デザイン工学教育の講義実施,機械工作を通した技術支援,3Dプリンタや工作機械の講習会の実施などを行っています。

ものづくり創成センターは,創成デザイン工学を通してイノベーションを創出する人材を育成することを目指しています。ここで言う「デザイン」とは単に設計や意匠という意味に留まらず,社会的意義のある新たな価値を生み出すこと,いわゆる「ことづくり」まで含んでいます。 本センターは,ことづくりとものづくりの一体化を志向し,学部生におけるものづくり創成教育から,大学院生における高度ものづくり創成教育へと,一貫した創成デザイン工学教育とその支援を行なっています。さらに,多様性から有機的な統合力を育むプログラムとして,異なる専攻の学生により混成されるチームや海外大学との連携による国際チームによるアクティブラーニング,産学公の連携講座などを積極的に展開しています。

ものづくり創成センターの対象とする人材

図は,ニーズ・市場分析から,製品の社会における実用化まで,ものづくりの全工程プロセスを,構造化し示したものです。

ものづくりの各段階に関わる先端的人材教育は,工学部の各学科・専攻で担われています。 

また,市場調査など,例えば,経済学や心理学などを含む人文系,デザイン・アート系などの高等教育が,工学部,および,他の学部・専攻で進められています。

ものづくり創成センターは,これらの全工程を想定した,一連の,あるいは,一部の,ものつくりプロセスを,学生が実践的,主体的に試行する,アクティブ・ラーニング・プログラムを進めています。

全工程を見通す経験を積み,事業を牽引するアントプレナーの能力の涵養を目指しています。

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